今回は広範囲にわたる歯を失われ義歯での治療を希望されてきた症例です。
インプラントのような固定式の補綴様式と義歯（入れ歯）のような着脱可能なものの両方の見本をお見せし患者さんに良いほうを選択していただきました。患者さんの口腔内の状態により1名1名合う補綴は異なりますのでいくつかの選択肢をご用意しておりますのでそれらを見たうえで判断していただければと思います。
今回はいつものようなピンク色のアームのノンクラスプデンチャーですがかみ合わせがかなりの反対咬合でしたのでそれに対応した咬合を付与しなくてはなりません。噛む力は複雑でどのような噛み方をしたとしても決して入れ歯が落ちたり動いてカタカタしたりしないように設計していきます。義歯の把持、支持、維持の3つの原則を守りつつノンクラスプデンチャー特有の素材の粘りを利用しがっちりと安定させることが重要と考えております。
現在ではノンクラスプデンチャーも多様化し様々な種類のものがございますが最終的には歯科医師の義歯の設計と歯科技工士の技量によるところが大きいですので当院では時間と費用がかかったとしてもハイレベルな歯科技工所と提携し納得のいく義歯を患者さんにご提供できるように努力しております。
- 義歯（片顎）10～50万円（税込）
- ※記載の義歯は自由診療（保険外診療）です。
- ※平均的な治療期間は1～3ヶ月、治療回数は5回程度です。
- ※製作後調整のため来院する必要がある場合もございます。
新港イトセ歯科
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